梅雨の雫

雨の日を楽しもうとお気に入りのレインブーツとレインコートをたった一度着用して、今年の梅雨は瞬く間に明けてしまいました。


父に会いに羽田に向かっています。


黄色い電車は灼熱の陽射しにこの上なく黄金に染まり、ホームに反射して眩しく、サングラスを持たずに出たことを後悔します。

それならば、真夏の暑さをも楽しもうと気持ちを切り替えてこの地よりさらに南国の地に想いを馳せます。

気だるいボサノバなど聴きながら道中をやり過ごしたかったのですが、イヤホンは高知でゲットするとして・・

遠い羽田
遠い搭乗口
なんて遠いんだろう

暑さが私の心をネガティブにします

梅雨の雫の美しい緑の葉の写真を開いて見る事にして、飛行機に身を任せれば、きっと思いの外早く到着するでしょう。