2019/03/11
この写真は高知県土佐清水市中浜に復元されたジョン万次郎の生家です。
漂巽紀畧は、1841年の正月から漂流を始めた5人の漁師達の無人島での苦難とその後アメリカの捕鯨船に救助されハワイのオアフ島に入港、4人と別れてひとりホイットフィールド船長についてアメリカ本土に渡ったジョン万次郎が10年をかけて日本帰国を果たすまでの数奇な運命を、本人が語りそれを画家であり学者であった河田小龍が密着取材し書き上げたイラスト入りのノンフィクションです。
時代は鎖国という日本、土佐の小さな村の漁師達が命からがら見た西洋文化!
坂本龍馬も写本を読んでアメリカ事情を学んでいたことは十分に考えられるそうです。1853年のペリー来航が幕末維新へと日本の歴史を大きく変えて行くことになるのですが、漂巽紀畧が1852年に完成していたことはその流れに拍車をかけたのではないでしょうか、、、
ご興味のある方はぜひ読んでみて下さい。そして、四国の最南端土佐清水市を訪れてみてはいかがでしょう^_^
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