2024/03/28
昨年に続き、光栄にも東京春祭チェンバーオーケストラの演奏会にご招待いただき、至福の時を過ごしてきました♪
プログラムは、グリーグ:組曲<ホルベアの時代より>op.40
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 ニ長調k.314
モーツァルト:交響曲 第41番 k.551 ≪ジュピター≫
グリーグはやはり、見たこともないはずの1800年代の景色をリアルに、それは風も土も森も動物もまことしやかに現れては消える馬車の車窓のようで、目は心に映る景色に釘付けでした。
モーツァルトのフルート協奏曲は、圧巻!!
フルートのカデンツァは高い標高の山々から一気に谷底まで降りたり上昇したり、日向と日陰の陰影まで表現しながら聴衆を連れて飛ぶ大きな鳥のようで、なされるがまま身を委ねました。
モーツァルトの交響曲は、この春を祝って力強く、全ての営みの背中を押すように、励ましと、光とその先の実りを連想させて、私はすっかり身も心も洗われたのでした。
音楽の力は、このように多大な影響を及ぼすものだと改めて感じ入りました。