2021/08/29
高知と愛媛の県境の限界集落「立川」
かつては藩を跨いで多くの人の流れが交差した四国の交通の要所であり、土佐藩の関所、国重要文化財「立川番所書院」が立つ場所です。
現在は地域の集会所として使われている建物も元は保育所だったそうで、太鼓やタンブリン、鈴などの楽器が当時のまま残されています。
ピアノも使われないまま数十年・・・
7年ほど前に修理と調律を行い演奏しましたが、私もそれっきりになってしまっていました。
ずっと気に掛かっていたそのピアノ
何とかもう一度活かしたい♪
何年も経ってしまいましたが、高知駅近くの実家をリフォーム、小さなコンサートサロンを作り、区長さん達にピアノの借受をご快諾いただき移送、徹底的に修理、清掃調律を行い、そして念願叶ってとうとう蘇りました☆☆☆
ボロボロになっていた丸椅子も張り替え赤いビロードが昭和レトロ☆☆☆
演奏家のみなさんはもちろん、駅ピアノのように弾きたい人が自由に演奏して、長い眠りから目を覚まさせてあげてほしいと願います。